浅羽莢子のFine, Peace!

文芸翻訳家のぐうたらブログ。これなら続くかも。 100%真実を述べているとは限りませんが、たぶんいろんな意味でイメージダウンでしょう。

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「蜂の巣にキス」

2006年03月27日(Mon) 14:06:11

土曜にキャロルの「蜂の巣にキス」の再校が終わりました。
4月下旬に刊行予定です。

キャロルは最後に訳出した「天使の牙から」以来、何年ぶりかという感じで、
その間に、最初の「死者の書」から担当だった編集のHさんは、
現場を離れ、東京創元社の社長になってしまわれました。
東京創元社の本でほしいものがあると、
昔のよしみということで厚かましくも直接社長に電話して、
「○○を一部送ってほしいんですが、代金は印税相殺してくださあい」なんて言っているのですから、
わたしもいい度胸です。

「蜂の巣にキス」は、キャロル作品としては最も、
ミステリに近い気がします。
訳者献本も、ファンタジーやSF関係のかたばかりでなく、
ミステリ関係のみなさんにもお送りしたほうがいいのかもしれませんが、
そこまでするほどばりばりミステリではないのですよね。
わたしは昔から、ミステリとファンタジーを近いものとしてとらえてきましたが、
一般的にはファンタジーとSFを近いくくりでとらえている人のほうが多いでしょう。
ミステリ畑のかたにわざわざ献本して、
「ミステリとしては弱い」などと斬られてしまうのも悲しい気がします。

これが出たら、次は短編集「パニックの手」の文庫版が出る予定で、
おそらく来月早々にも、そちらのゲラが届くはずです。

あと、途中まで進んでいるジル・チャーチル、
そして一冊を残すのみとなったピーター卿ものも年内訳了をめざしていますが、
体力的に厳しいものがあります。
元気がありあまっている頃にばんばんやっておけばよかったのですが、
途中で木村さんという史上最強の麻薬にはまってしまって・・・
それに、元気がありあまっていた頃は、
ただでさえ年に七冊とか出して、
「バケモノ」呼ばわりされていましたからねえ。
「バケモノ」は「バケモノ」を呼ぶのでしょうか(木村さん、お許しを!)
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コメント

待っていました。
突然失礼します。書きたいことは山ほどあるのですが、どうもありがとうございましたのひと言に尽きます。お体にお気を付け、今後もぜひぜひファンを導いてください。
by キリン
URL
2006-04-10 月 23:16:40
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